昭和と平成のソフトコンタクトレンズの違い

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コンタクトレンズは数十年の間に酸素透過性などの改善が大幅に進んでおります。

その他にも、こんな変化があったようです。


透明なレンズが青くなった

以前にも書きましたが、昭和60年頃(西暦1985年頃)のソフトレンズは殆どが無色透明でした。

昭和63年(西暦1988年)に発売された『メニコンソフト MA』以来レンズの色が青くなったような気がします。

以来、多くのソフトレンズが青く染められて行きました。

ベベルが狭くなってレンズが小さくなった?

その他にも大きな変化が見られました。

それは、コンタクトレンズの縁の部分であるベベル。

昨今のソフトコンタクトレンズのベベルは、昭和60年代に較べると大幅に狭くなりました。

そしてそのお陰で、今日のソフトコンタクトレンズは大幅に小さくなっていったようです。

昭和時代のソフトレンズはベベルが何ミリもあった

昭和の頃のソフトコンタクトレンズと思われる映像がありました。

それは、ユーテューブに公開されている昭和55年(西暦1980年)頃に放映されたマイティア CL テレヴィコマーシャルで使われた CM ソング動画。

理由は分かりませんが、映像は全く違うものに差替えられて音声だけが公開されております。

マイティア CLCM での CM ソング

差替えられている映像には、ソフトコンタクトレンズを装着している目が表示されております。

かなり昔のコンタクトレンズ装着写真らしく、ベベルがかなり広いのが分かります。

ソフトレンズの縁の線の内側数ミリくらいが不自然に白くなっており、その内側が暗くなっているのが分かります。

不自然に白い部分がベベルで、その内側の暗い部分が光学部となっている訳です。

この映像が何時撮影されたのかは分かりませんが、やはり制作者も昭和60年位にソフトレンズの縁の内側が不自然に白くなっているのを見た事があります。

また、昔のソフトコンタクトレンズのコマーシャルでは、ベベルの部分が明らかに白くなっているものもありました。

今日のソフトレンズにはベベルは一ミリもない

コンタクトレンズ販売チェーン店最大手・アイシティのサイトにコンタクトレンズの各部位についての説明があります。

ベベルについても説明がありました。

ベベルの高さや幅は100分の数ミリほどしかありません

今日のコンタクトレンズの場合、ソフトレンズでもベベルは十分の一ミリも無いようです。

一体いつ頃からこのようにベベルが小さくなったのでしょうか。

ベベルが狭くなった分、ソフトレンズも小さくなった?

さて、ベベルが大幅に狭くなった結果、その分ソフトコンタクトレンズは小さくなったのではないでしょうか。

昔は数ミリもあったのが今や一ミリにも満たないのですから、その分光学部を大きくするのでない限りかなり小さくなっている筈です。

今日主流となっている使い捨てコンタクトレンズは DIA 14ミリくらいが主流だそうですが、昔のソフトコンタクトレンズはひょっとしたら DIA 18ミリ位はあったかもしれません。

ソフトレンズは黒目より大きいのですから、少しでも小さくしないと入れ難くなってしまうので、ベベルが狭くなった事でレンズの装着がし易くなると言う効果も生じたようです。